ご報告-予算審査会の結果について
- 3月16日
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目次
① 三桜酒造跡地への神楽伝承・郷土資料館、神楽ホール設置計画の修正案可決
② 盆踊り大会事業、石見神楽伝承内容検討事業の予算執行に対し付帯意見を付加
①
令和7年度浜田市一般会計予算より
「三桜酒造跡地活用を核とした浜田駅前周辺活性化基本構想策定事業」は、
全額を修正減額して予算決算委員会において可決となりました。
次は、本会議での可決を目指します。
修正議案は10名の議員が連名で提出し、以下の内容です。
10名の議員についてはこちらをクリック
村木勝也/三浦大紀/沖田真治/村武まゆみ/串崎利行/上野茂
永見利久/肥後孝俊/川上幾雄/西田清久
〇「拠点施設に関する検討を具現化する場合は、多くの市民から望まれるものとなるよう神楽団体や関連産業従事者を中心とした検討組織を立ち上げるなど施設の機能や運営体制について検討が必要。」
と指摘されているが検討委員会は未設置で、関連する検討材料が現在は無い。
〇「具現化への検討課題として、民間活力の活用・社会実験の必要性・駅周辺エリア全体で既存施設や遊休施設などの利活用を整理したまちづくり構想も合わせて検討すべき」
との指摘でありながら、施設整備が優先される恐れがある。
〇「(コンサルタントによると)浜田駅周辺エリアにぎわい創出に向けた現状分析及び調査事業の報告書では、石見神楽保存伝承施設や浜田郷土資料館の体験学習施設は、それほど多くの集客は望めない可能性もあり、にぎわい創出にはつながりにくい」
とありながらこれに反する提案となっている。
以上大きく3点の疑義があります。
また、事業の進め方や市民参加の手法に関する具体的な説明が不足しており、
この段階で原案に賛成することは難しいと修正案を提出するとともに、
修正案についてはこちらをクリック
令和7年度浜田市一般会計予算の一部を次のように修正する。
歳入
43,305,986(千円)
※ 43,320,000(千円)から減額
歳出
43,305,986(千円)
※43,320,000(千円)から減額
「老朽化した資料館の早急な整備、石見神楽の振興、駅周辺エリアのにぎわい創出はいずれも重要な課題であり、これまでの議論や市民アンケートの結果などを十分に考慮するとともに、計画推進の順序について再整理を踏まえた再検討を求めるとともに、市民の理解が得られるよう、丁寧な説明と合意形成を得た事業推進が必要」
と委員各位の賛同を求め、賛成多数で可決しました。
②
その他の事業の内、盆踊り大会事業、石見神楽伝承内容検討事業の予算執行に対し付帯意見を付加することを可決した。
以下は付帯意見の内容です。
(新市誕生20周年記念関連事業について)
新市誕生20周年記念事業(盆踊り大会)は、市民が参加しやすい事業となるよう、事業名を変更されたい。また、賑わいの創出につながるような内容を実行委員会で検討されたい。
(石見神楽伝承内容検討事業について)
検討委員会におかれては、拠点となる場所にこだわらず、石見神楽の保存・伝承について、拠点の機能や展示活用方法及び内容等を議論されたい。



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