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活動記録2025/02/17「油圧式集材機」を使用しての集材作業を視察(和歌山県)

  • 2月22日
  • 読了時間: 2分


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油圧式集材機を使用した集材状況を2月17日に和歌山県田辺市へ、浜田市豊かな森づくり推進協議会の方々と視察しました。











 現地は田辺市内から約1時間の山奥で、急峻な山肌の樹齢60~70年程度の人工林(杉)を伐倒したものを、先山(伐倒場所)から土場(材の集積処理場)へ「油圧式集材機」を組み込んだ作業システムで引揚げていました。


効率化を図る革新的なシステムでしたので、以下に様子を記載して皆様に共有させていただきます。







以下は、油圧式集材機による作業の動画です。


引き上げる様子(記事は以下に続きます)

稼働する機械の様子(記事は以下に続きます)


このシステムは、和歌山県田辺市の㈱山長商店と㈱前田製作所が共同開発したもので、視察した集材機は1号機であり現在の集材機は改善を加え仕様が若干変更されていると説明を受けました。


ラジコン送信機による無線操縦による省力化、搬器の自動走行、遠距離による通信障害を除くリピーター(ラジコン受信機)、集材機の監視モニター、その他安全装置(非常停止、各油圧安全弁、油圧ロック装置、刑法ホーン)を装備しており、作業環境の改善がなされています。

記事は以下に続きます。
記事は以下に続きます。

肝心なことは、はこれまで多数のレバーを操作し経験を必要とした機械式から、短期の操作経験で効率的作業を行う事が可能となるラジコン操作へと移行し若者の就業を呼び込むことも期待できます。加えて省力化が可能となることも大事な要素です。 


 多くの森林を抱える浜田市において、森林整備・木材生産にはこれまでも多様な課題があるとされています。伐木・搬出のための作業路設置を極力少なくした油圧式集材機のシステム投入により課題が解決できそうです。まずは、浜田市の山林で実証実験が必要です。 


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